ラブラドールとゴールデンの違いを徹底比較!性格・飼いやすさ・見た目で分かるあなたに合う犬種は?

ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーは、どちらも人気の高い大型犬で、人懐っこく賢い性格が魅力です。
しかし、実際に飼うとなると「どっちが自分に合っているの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、性格や外見、しつけのしやすさ、健康面など、両犬種の違いをわかりやすく徹底比較します。
これから犬を飼いたいと考えている方にとって、最適なパートナーを選ぶためのヒントが見つかるはずです。

目次

  1. ラブラドールとゴールデンの基本的な違いとは?
  2. 性格の違い:陽気なラブラドールと穏やかなゴールデン
  3. 外見と毛質の違い:見た目でわかるポイント
  4. 飼いやすさと初心者向きの比較
  5. しつけやすさと知能の違い
  6. 運動量と遊び方の違い
  7. かかりやすい病気と健康管理のポイント
  8. どっちを選ぶ?ライフスタイル別おすすめ犬種

1.ラブラドールとゴールデンの基本的な違いとは?

田園風景の中で並ぶラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバー

ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーは、どちらも「レトリバー種」に分類され、もともとは狩猟犬として活躍してきた歴史を持ちます。

しかし、同じレトリバー系でも、実は原産国や育成背景が異なります。

ラブラドールはカナダ原産で、漁師の手伝いをしていた実用性の高い犬種です。

一方、ゴールデンはイギリス原産で、上流階級の狩猟犬として改良され、より家庭向きの性質を持っています。

ラブラドールは短毛で水を弾く被毛を持ち、寒冷地での作業にも適しています。

ゴールデンは中〜長毛で美しいウェーブが特徴的で、見た目の華やかさが魅力です。


さらに大きな違いとして、ラブラドールには「イエロー」「ブラック」「チョコレート」の3色の毛色があります。
ゴールデンは「クリーム」や「ゴールド」など、金色のバリエーションで統一されています。


このように、出自や外見、役割の背景が異なることで、それぞれ異なる魅力を持っているのです。

2.性格の違い:陽気なラブラドールと穏やかなゴールデン

跳ねるラブラドール・レトリバーと落ち着くゴールデン・レトリバー

ラブラドールとゴールデンはどちらもフレンドリーで社交的な性格ですが、その傾向には微妙な違いがあります。

ラブラドールはとにかく明るく元気。

常に遊びたがり、好奇心旺盛で初対面の人にもすぐになつく陽気な性格です。
活発なため、一緒にアウトドアを楽しんだり、アクティブな生活を送りたい方に向いています。


一方、ゴールデンは穏やかで落ち着いた性格が魅力です。
子どもや高齢者にも優しく接し、家庭内で静かに過ごすことができる柔軟さがあります。
感受性が高く、飼い主の感情に寄り添ってくれる「癒し系」のパートナーとも言えるでしょう。


また、ラブラドールは感情の表現がストレートでテンションが上がりやすい傾向がありますが、ゴールデンは比較的クールに状況を見極める賢さを持っています。


どちらも愛情深い家庭犬ですが、「一緒にわいわい遊びたい」のか「穏やかに寄り添いたい」のかによって、相性が分かれるポイントになります。

3.外見と毛質の違い:見た目でわかるポイント

短毛のラブラドール・レトリバーと長毛のゴールデン・レトリバー

ラブラドールとゴールデンは、一見似ているように見えて、実は外見に大きな違いがあります。


まず最もわかりやすいのが被毛の長さと質感です。
ラブラドールは短毛で、触ると滑らかで密度の高いダブルコートになっています。
この被毛は水をはじく性質があり、もともと水中作業をこなすために発達したものです。


一方、ゴールデンは中〜長毛のウェーブがかった被毛を持ちます。
とても柔らかく美しく、歩く姿にも優雅さがあります。
ただし長毛の分だけ、抜け毛の量も多く、定期的なブラッシングが必要です。


体格面では、両犬種とも体重25〜35kg前後の大型犬に分類されますが、ラブラドールの方が筋肉質でがっしりした体型であることが多いです。
対してゴールデンは骨格がやや細めで、全体的に丸みを帯びた印象があります。


顔立ちも注目ポイントです。
ラブラドールはマズルが短く、目がぱっちりしていて活発な表情をしています。
ゴールデンは柔らかく優しげな目元と、長めのマズルが特徴で、落ち着いた表情が魅力です。


外見の違いは性格にも通じる部分があり、見た目から受ける印象と実際の性質がリンクしていることがよくあります。

4.飼いやすさと初心者向きの比較

庭で走るラブラドール・レトリバーと室内でくつろぐゴールデン・レトリバー

犬を初めて飼う方にとって「飼いやすさ」は非常に重要なポイントです。

ラブラドールとゴールデンはどちらも飼いやすい犬種として知られていますが、初心者に向いているかどうかは、ライフスタイルによって異なります。


ラブラドールはエネルギッシュで活動的な性格のため、十分な散歩や遊びの時間を確保できる方には向いています。

一方で、運動不足になるとストレスが溜まり、いたずらをしたり吠えたりする傾向もあるため、忙しい人にはやや扱いが難しいかもしれません。


ゴールデンは落ち着きがあり、環境への適応力が高いため、比較的マイペースな飼い主さんでも付き合いやすい面があります。
また、無駄吠えが少なく、家庭内で静かに過ごすことができるため、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい犬種です。

ただし、どちらの犬種も大型犬で食事量や運動量が多く、経済的な負担も大きいという点は共通しています。

また、両犬とも人が大好きで甘えん坊なので、留守番が長い家庭には向いていません

初心者にとっては、ゴールデンの方がやや飼いやすいとされる傾向がありますが、飼い主の性格や生活環境によってベストな選択は変わります。

5.しつけやすさと知能の違い

しつけ中のラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバー

ラブラドールとゴールデンはどちらも非常に知能が高く、しつけがしやすい犬種として世界中で高く評価されています。
特に、盲導犬や介助犬としても活躍するほどの賢さと従順さを持っています。


ラブラドールは学習欲が旺盛で、褒められることが大好きな性格です。
「ご褒美をもらえる」とわかると、積極的に新しいことを覚えようとします。
テンションが高く活発な分、子犬期にはやんちゃな行動も多いですが、しっかりとルールを教えれば素晴らしいパートナーになります。


一方、ゴールデンは落ち着いた性格で、指示を聞く力に長けているのが特徴です。
人の気持ちを敏感に察知し、感情に寄り添う行動をとるため、しつけの際にも強い口調ではなく、やさしく丁寧に伝える方が効果的です。


どちらの犬種も、子犬期からの社会化トレーニングが重要です。
早い段階で「人との接し方」「他の犬との関わり方」「家の中のルール」を学ばせることで、将来的に問題行動を予防することができます。


また、どちらも賢い分、退屈を嫌う傾向があります。
日々の生活の中で知的な刺激を与え、頭を使う遊びやトレーニングを取り入れることが、良好な関係を築くコツです。

6.運動量と遊び方の違い

ボールを追うラブラドール・レトリバーと散歩中のゴールデン・レトリバー

大型犬であるラブラドールとゴールデンは、どちらも十分な運動が必要です。

しかし、運動量や遊び方には明確な違いがあります。

ラブラドールは非常に活動的で、エネルギーにあふれた犬種です。
1日に1時間以上の散歩に加えて、ボール遊びや水遊び、ランニングなど、体全体を使ったアクティブな運動が必要です。

また、作業意欲が高いため、「取ってこい」や簡単な指示を組み合わせたトレーニングを取り入れると、運動と頭の両方を満たせます。


一方、ゴールデンは穏やかな性格のため、ラブラドールほどの持続的な運動は必要としません
とはいえ、太りやすい体質でもあるため、毎日の適度な散歩や遊びは欠かせません。

特に、飼い主とのふれあいを楽しむ傾向があるので、「一緒にゆったりとボール遊びをする」といった遊び方が向いています。

どちらも水遊びが大好きで、泳ぐことが得意です。
夏場には川やプールなどでの水遊びを取り入れると、運動不足の解消とストレス発散になります。


ただし、運動不足によって肥満や問題行動を引き起こすリスクがあるため、毎日コンスタントに体を動かす習慣が重要です。

飼い主の生活スタイルや体力に合わせて、無理なく続けられる運動メニューを工夫しましょう。

7.かかりやすい病気と健康管理のポイント

マッサージを受けるラブラドール・レトリバーとブラッシングされるゴールデン・レトリバー

ラブラドールとゴールデンはいずれも健康的な犬種ですが、遺伝的にかかりやすい病気には注意が必要です。
飼い主が早めに特徴を理解し、日々のケアに活かすことが大切です。


ラブラドールが特に気をつけたいのは、股関節形成不全肘関節の異常です。
大型犬特有の関節トラブルが出やすいため、子犬期から体重管理を徹底し、激しい運動は控えめにする必要があります。
また、食欲旺盛で太りやすいため、肥満に伴う糖尿病や関節疾患のリスクも高くなります。


ゴールデンも関節疾患に注意が必要ですが、特に注意したいのは皮膚病やアレルギーです。
美しい長毛のため、湿気やダニがこもりやすく、皮膚トラブルを起こすことがあります。
週に数回のブラッシングと定期的なシャンプーが予防に効果的です。


また、ゴールデンは心臓疾患(拡張型心筋症など)やがん(特にリンパ腫)のリスクも知られています。
定期的な健康診断や血液検査を行い、早期発見・早期治療を心がけましょう。


どちらの犬種も、食事・運動・日々のケアのバランスが健康維持に直結します。
「元気だから大丈夫」と油断せず、日々の様子をしっかり観察することが、長く一緒に暮らすための秘訣です。

8.どっちを選ぶ?ライフスタイル別おすすめ犬種

外で遊ぶラブラドール・レトリバーと家でくつろぐゴールデン・レトリバー

ラブラドールとゴールデン、どちらも魅力的な犬種ですが、最終的な選択は飼い主のライフスタイル性格によって大きく左右されます。

もしあなたが、

  • アクティブな毎日を送りたい
  • 外での遊びやスポーツが好き
  • 元気いっぱいな犬と暮らしたい
    という方であれば、ラブラドール・レトリバーがおすすめです。

一方で、

  • 落ち着いた生活を好む
  • 家族と静かに過ごす時間を大切にしたい
  • 初めて犬を飼うので穏やかな性格の子がいい
    という方には、ゴールデン・レトリバーがより向いているでしょう。

また、被毛のケアや抜け毛対策、健康面での予防ケアにも違いがありますので、生活環境や手間をかけられるかどうかも、判断材料として重要です。

「見た目が好き」「性格が合いそう」といった直感も、犬選びではとても大切です。
ですが、10年以上続くパートナーとの生活を考えるなら、自分のライフスタイルに合った犬を選ぶことが、双方にとって幸せな選択になります。

ラブラドールとゴールデン、どちらを選んでも、家族に深い愛情と笑顔をもたらしてくれる存在であることに変わりはありません。




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